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NPO法人浜わらす、人生に遊びを。

大人になってしまったのはいつだろうか。日常的な小さな喜びに気づけなくなったのはいつだろうか。謎や楽しみに溢れている自然で遊ばなくなったのはいつだろうか。海や山の生き物を調べるのに興味がなくなったのはいつだろうか。自然の中で遊んで探検したい心はいつ変わってしまったのだろうか。大人になってしまったのはなぜだろうか。「コドモゴコロ、忘れてない?遊び足りてないんじゃない?海に行こうよ。」と声をかけてくれた友だちと去年出会った。それから自然と向き合うことで、見失っていた自分の中の子どものスピリッツと再び出会いました。今日はその仲間たちを紹介したい。

NPO法人浜わらすは震災によって海から遠ざかってしまった子どもたちを再びつなげる活動をしている団体です。「浜わらす」とは、気仙沼・東北の方言で「浜」の「わらす=子ども」を意味します。子ども達が地域の「自然」「人」「暮らし」に関わり、その中で、子ども達が本来持っている「生きる力」が引き出され、たくましく育っていく。浜わらすは、そのための自然体験活動を行っています。

 

春は田植えに沢遊び、夏は海遊びにキャンプ、秋は稲刈りなど、一年を通して様々な体験をしています。

一番最初に浜わらすの活動に必要性を感じたのは、震災直後に静岡県からボランティアとして来ていた須賀良央さん:

「震災直後は、避難所に住んでいる方々は毎日生きるのに精一杯だった。ボランティアとして来ている私たちは救援物資の配布でバタバタしている毎日だったが、避難所の生活もだんだん落ち着いてきたところで、長期的に町の復興のことを考え始めた。避難所で生活している子供たちの中には津波を直接経験した子供もいた。「海は怖い。海は危ない。」という印象が子どもたちの中で強かった。しかし、気仙沼は港まちだ。気仙沼の人はずっと海に生かされてきた。豊かな海のそばに暮しているからこそ、豊かな生活もできていた。海は間違いなく危険な場所である。しかし、同じぐらいに楽しくて、同じぐらいに豊かな場所でもある。海のポジティブな面を全く知らない子どもたちはどういう大人になるだろうか。自分のまちの良さを知らずに大学とかに出て行ってしまうと、もう帰ってこれなくなるんじゃないかと思った。だから、自然と共に暮している町の良さを伝えなければいけない。」

須賀さん(左)は子供たちにイカダづくりを教えています。

浜わらすとの出会いのきっかけは代表の笠原一城さんでした。笠原さんはサーファーだという話を聞いて、自分もサーフィンをやってみたんだけど、難しかったから続かなかったと伝えました。そこで、笠原さんに「サーフィンをしない人は、人生の8割を損してるよ。」と熱く言われた。熱意に感動して、次に日にウェットスーツを購入して、笠原さんに弟子入りしました。(笑)

笠原一城さん@登米沢海岸、気仙沼

笠原さんは典型的な”浜わらす。”常に遊んでいる。静かに座っていられない。会議の時も、事務所でパソコン作業している時もずっと落ち着かない。波乗りしている時、雪山を滑っている時はホームに帰っているように見える。

笠原さんは一番大きい浜わらす。

学校でも家庭でも「やらなきゃいけない」ことが沢山ある子どもたちに笠原さんが「今日は何をしたい?」「どうしたらいいと思う?」と聞いています。

5月に浜わらす田んぼの田植えをしました。

「子どもは天才だよ。“できない”というのはまずないから。楽しいか楽しくないか。面白いか面白くないか。やりたいことをとりあえずやってみる。その“何でもできる”心から色々生まれてくる」

田んぼで昼ご飯

浜わらすの仲間たちと出会って、私も自分の中にいるコドモゴコロから色々と見直しています。


 

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